呉服の日特集「袋帯の結び方~二重太鼓編」
ご(=5)ふ(=2)く(=9)が並ぶ、5月29日は「呉服の日」その
呉服の日にちなんで今月は様々なシーンで使える「袋帯」の
基本の結び方である「二重太鼓」の結び方をご紹介いたします。
過ごしやすい季節、ご自分で着物を着てお出掛けしてみませんか?
【準備するもの】
・袋帯
・帯板
・帯締め
・帯揚げ
・帯枕(+ゴムバンド)
・腰ひも2~3本
・きものクリップ(あると便利)
※小物の詳しい解説はホッと通信vol.10をご参照ください。
※場合により結び方や使用する小物が異なることがあります。
長襦袢・着物を着たら、帯結びを始めましょう!
①袋帯を半分に折り、手先を作って左肩に掛けます。ひも付きの
帯板の場合はあらかじめ身に着けておきます。
②左手を腰に当て、親指で「手」を押さえます。そこから輪が下に
なるよう帯を折り上げます。
③帯を一巻きします。紐の付いてない帯板はここで帯の一巻き目と
二巻き目の間に差し込みます。
④帯を二巻きします。手先を左手、巻いた帯を右手に持ち、巻いた帯を
ぐっと締めます。
⑤「手」を背中中心まで持って行き、右手でたれを折り上げます。
⑥折り上げた「たれ」を整え、腰紐で仮留めして「折り山」を作ります。
手先は腰ひもに挟むか、クリップで留めます。
⑦「たれ」を背中に回し、折り山の上から広げます。
⑧帯揚げを巻いた帯枕を用意し、たれ先から約30㎝の位置に帯枕の
下線を合わせます。
ホッと通信 vol.12 呉服の日特集「袋帯の結び方~二重太鼓編~」2に
続きます!