使い方や特徴をチェック!和装小物のご紹介2
春は改まってきものを着用する機会も多い季節。
着物の着用には、着物や帯の他にも様々な小物を
使用します。今回は着付けに欠かせないものから
あると便利なアイテムまで代表的な和装小物の
名前や使い方などをご紹介いたします。
【着付け用小物〜長襦袢編〜】
●衿芯
長襦袢の衿部分に入れ込み、衿を綺麗に立たせます。
●半衿
長襦袢に付けて衿の汚れを防ぎます。色柄も様々で
刺繍やビーズ付きも。着物の色柄に合うものを選び、
TPOに合わせます。(フォーマルなシーンでは白の半衿など)
●長襦袢
肌着と着物の間に着る下着です。基本的に衿芯を入れ、半衿を
縫い付けてから使用します。
●二部式長襦袢
丈の調節が簡単な上下セパレートタイプの長襦袢です。
●伊達締め
衿元の崩れを防ぎ、おはしょりを押さえて綺麗に整えます。
体型の補正も兼ねます。
●マジックベルト・京ベルト
マジックテープで固定するゴム製の幅広ベルトで、伊達締めと
同じ使い方をします。
●腰紐
基本的に長襦袢、着物に使用します。着姿を整え、留めるための
紐です。
●コーリンベルト
腰紐と同じ使い方をします。ゴム素材で出来ており、留め具で
止めます。裾を押さえる滑り止め付き。
●ウエストベルト
腰紐と同じ使い方をします。ゴム素材で出来ており、留め具で留めます。
【着付け用小物〜着物編〜】
●コーリンベルト
両側にクリップの付いたゴム素材のベルトです。締め付け感が少なく、
着用後も緩まずに衿元の合わせを美しく固定してくれます。
●伊達締め(マジックベルト・京ベルト)
長襦袢で使用するものと同じタイプです。衿元の崩れを防ぎ、おはしょり
を押さえて綺麗に整えます。体型の補正も兼ねます。
●腰紐(コーリン腰紐・ウエストベルト)
長襦袢で使用する物と同じタイプです。着姿の形を整え、留めます。
【着付け用小物〜帯結び編〜】
●帯揚げ
帯を結ぶ際に形を整え固定するために用います。着物や帯締めとの
色合わせを楽しみます。
●帯締め
帯を結ぶ際、ゆるまないように装飾を兼ねて帯の上に結びます。
コーディネートのポイントにも。
●帯留め
帯締めに通して使う装飾品で、帯や着物の柄を引き立たせる
アクセサリーとして用います。
●帯板
帯の全面に挟んで使います。帯のシワを防ぎ、張りを出してくれます。
●帯枕
結ぶ帯の形を補助する小物の一つで、立体感を出し、安定させてくれます。
●腰紐
着物・長襦袢で使用するものと同じ。帯を結ぶ際、仮止めに使うことも
あります。