一年のはじまりである1月、さまざまな暦に思いを馳せてみませんか?
今月は昔からの暦「二十四節気」と「六曜」をご紹介します!
二十四節気とは
春夏秋冬の4つの季節を分け、さらにそれぞれを6つに分けたもので、
現在でも季節の節目を示す言葉として使われています。
夏至や冬至、祭日でもある「春分の日」「秋分の日」などは
おなじみですね。
※二十四節気は計算上毎年日付に微妙なずれが発生します。
表に記載している日付は2018年のものです。
◆1/5 小寒(しょうかん)
「寒の入り」と言われ冬本番に入ります。この日から寒中見舞い
を出し始めます。
◆1/20 大寒(だいかん)
一年最も寒い時期。また寒気を利用した食べ物を仕込むのに
最も良い時期です。
◆2/4 立春(りっしゅん)
旧暦ではこの日が一年の初めとされていました。
暦の上ではこの日からが春になります。
◆2/19 雨水(うすい)
雪が雨に、氷が水になり、草木が芽生えます。農耕の準備
を始める目安ともされています。
◆3/6 啓蟄(けいちつ)
日差しも徐々に暖かくなり、冬眠していた虫が土中から
出てくる頃。春の気配が近づきます。
◆3/21 春分(しゅんぶん)
昼と夜の長さがほぼ同じになる日。春のお彼岸は
この時期です。寒さもだいぶ和らいできます。
◆4/5 清明(せいめい)
万物が若返り、清々しく明るく美しいとされる季節
です。お花見のシーズンでもあります。
◆4/20 穀雨(こくう)
田植えの準備をする目安とされ、穀雨の時期が
終わるころが「八十八夜」茶摘みのシーズンです。
◆5/5 立夏(りっか)
暦の上ではこの日から夏の始まりです。新緑の季節で、
帰るが泣き出すのもこの頃から。
◆5/21 小満(しょうまん)
麦の穂が育ち、山野の草木が実をつけ始め、だんだんと
暑くなってくる季節です。
◆6/6 芒種(ぼうしゅ)
雨が多くなり梅雨の気配が近づいてきます。蛍が現れ始める
のもこの季節です。
◆6/21 夏至(げし)
1年で最も昼間が長く夜が短い日です。雨の多い梅雨の
時期で、肌寒い日もあります。
◆7/7 小暑(しょうしょ)
七夕の季節。梅雨が明け、強い日差しとともに気温が一気に
上昇します。
◆7/23 大暑(だいしょ)
気温はさらに上がり、本格的な夏の到来です。大暑に合わせて
打ち水のイベントを行うことも。
◆8/7 立秋(りっしゅう)
まだまだ圧阿賀厳しいですが、暦の上では秋に。この日から
暑中ではなく残暑見舞いになります。
◆8/23 処暑(しょしょ)
厳しい暑さのピークを越え、厚さが和らぐ季節。また
台風シーズンでもあります。
◆9/8 白露(はくろ)
草の葉に白い露が結ぶという意味で、日中は
暑さが残りますが朝夕は涼しくなりはじめます。
◆9/23 秋分(しゅうぶん)
秋分と同様、昼夜の長さがほぼ同じになる日で、
秋のお彼岸の時期。暑さも和らぎ始めます。
◆10/8 寒露(かんろ)
秋の長雨が終わり、秋晴れの日が多くなります。
収穫シーズンであり、本格的な秋の始まりです。
◆10/23 霜降(しもふり)
秋の一段と深まり、山は紅葉で彩られます。朝晩が
冷え込み始め、冬の気配が近づきます。
◆11/7 立冬(りっとう)
暦の上ではこの日から冬の始まりとなります。
木枯らしや初霜の便りも届き始めます。
◆11/22 小雪(しょうせつ)
日差しが弱くなり、紅葉が散り始めます。
冷え込みが厳しくなり冬の準備を始めます。
◆12/7 大雪(だいせつ)
山岳だけでなく、平野にも雪が降るとされ、
全国的に冬の気配が強まってきます。
◆12/22 冬至(とうじ)
夏至と反対に、夜が最も長く昼が短い日。
魔除けにかぼちゃや小豆粥を食べる風習も。