●3歳…髪置きのお祝い
これは男女ともにいいます。江戸時代、男女ともに3歳までは
髪の毛を伸ばさず剃り続けていたそうで(昔は頭髪から病気が入る
と考えられていたため)3歳まで元気に成長したら、そこから
髪の毛を伸ばす区切りにしたそうです。
小物一式
・髪飾り・長襦袢(半衿付き)・お祝着・被布コート・へこ帯
・腰ひも(2~3本)・補正用タオル・巾着(またはバッグ)・足袋・草履
●5歳…袴着のお祝い
5歳になった男の子が初めて袴を着るお祝いをするもの
だったそうです。七五三と言えば11月15日ですが、これは
徳川5代将軍綱吉の息子徳松君の袴着のお祝いをこの日に
行ったからとつたえられています。
小物一式
・お祝い着・長襦袢(半衿付き)・羽織・羽織紐・懐剣・お守り袋
・角帯・腰ひも(2~3本)・肌着・補正用タオル・袴・足袋・雪駄
●7歳…帯解のお祝い
女の子が7歳になった年のお祝いで、それまで紐で着ていた
着物はこの年齢から大人と同じように帯で締める着物に
なります。帯解のお祝いは「7歳までは神のうち」と
定まらずにいた魂を、しっかりと留めるという
意味がありました。
小物一式
・髪飾り・長襦袢(半衿付き)・お祝い着・はこせこ
・帯揚げ・末広・祝い帯・帯締め・しごき
・帯板・帯まくら・腰ひも(4~5本)・伊達締め(1~2本)
・肌着・裾よけ・補正用タオル・バッグ・足袋・草履